健康リテラシーとは?
健康リテラシーとは、健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する力のこと。健康づくりに欠かせないものですが、私たちは健康を意識して生活できているでしょうか?特に「働き盛り世代」は、生活習慣病のリスクが高まる世代でもありますが、仕事・家事・育児の忙しさから、健康を意識した行動を起こすことが難しいとされています。また、自分の健康に興味がない「健康無関心・低関心層」の行動変容が課題となっており、健康づくりのきっかけやその実践をサポートすることが重要です。
福島県も、メタボリックシンドロームをはじめ、さまざまな健康課題があり、その改善のためには、県民1人ひとりの健康リテラシー向上が鍵となります。そこで、働き盛り世代に向けた健康づくり動画コンテンツを制作し、配信しています。ぜひ、健康リテラシー向上のためのツールとしてご活用ください。
【R4年度及びR5年度 制作動画のチラシ】
画像をクリックしてご覧ください。
個人的利用、健康づくりのための啓発等での活用(営利目的を除く)にお使いいただけます。
ご利用に際しては下記注意事項をお守りください。
・何枚でも、何度でもダウンロード可能
・画像の加工・改変禁止
(拡大や縮小、他ファイル形式への変換は可)
・画像の再配布禁止
・商用利用禁止
※本チラシは、R6年度いっぱい掲載予定ですが、予告なく削除になることもございます。
ご了承ください。
令和5年度は、福島県の健康課題の中から「メンタルヘルス対策」「女性の健康~月経随伴症状~」「メタボ対策~栄養/食生活~」をテーマに、それぞれの健康への影響や改善の方法などを、各分野の専門家が詳しく解説します。健康経営の推進にもぜひご活用ください。
~ストレスや怒りとどう付き合っていますか?~
令和4年度、仕事が原因でうつ病などの精神障害を発症し、労災認定を受けたケースは過去最多となりました。過度なストレスは心や身体に不調をきたします。まずは、自分のストレスに気付き、早めに対処することが重要です。メンタルヘルス対策を学び、ストレスの予防、適切な対処法を身につけましょう。
オフィスでも手軽にできる「リラクセーション法」や怒りをコントロールする手法「アンガーマネジメント」も紹介します。
解説者の紹介
福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター
桃井 真帆 特命准教授
公認心理師・臨床心理士。東日本大震災における被災住民のこころのケアに携わっている他、就業者・児童生徒のストレスマネジメントや子どもの発達の問題、母子のメンタルヘルスに関する支援がご専門です。動画では、現代社会で誰もが抱えるストレスとストレスマネジメントについて、詳しく解説します。
※令和6年3月31日の職名で記載しています
~我慢の時代はもう終わり!月経と上手に付き合うための基礎知識~
女性特有の健康課題によって職場で困った経験がある人はなんと5割!そのうち月経に関連した悩みが1位と2位を占めています。男女問わず、正しい知識を持ち、我慢するのではなく、相談できる環境、助け合える職場づくりを目指しましょう!
女性特有の健康課題への理解促進に取り組んでいる民間企業の取組事例も紹介します。
解説者の紹介
福島県立医科大学 地域婦人科腫瘍学講座/産科婦人科学講座
山口 明子 准教授
現在、周産期や女性のヘルスケアを担当している産婦人科医です。 日々の産婦人科診療の他、最近はセミナーなどで女性特有の健康課題(月経随伴症状や更年期など)について、お話をしたりしています。 動画では、月経随伴症状についてセルフケアや産婦人科受診の目安等について解説しています。
~栄養と食生活を見直して、メタボを予防・改善しよう!~
太っていることや肥満がメタボだと思っていませんか? 実は、腹囲の大きさだけではメタボには当てはまりません。
メタボとは、腹囲と他の異常が複数組み合わさって病気を引き起こしやすい状態のこと。福島県はメタボの該当者割合が高く、なんと都道府県別ではワースト4位!メタボの予防、改善のために毎日の食事ではどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?今日から実践できる食事のポイントを学びましょう!
解説者の紹介
福島学院大学短期大学部 食物栄養学科
田村 佳奈美 准教授
管理栄養士。福島学院大学短期大学部で学生の指導に携わるほか、クリニックや調剤薬局での栄養指導、「食」「健康」に関わる講演活動など幅広く活躍しています。動画では、メタボを予防・改善するための栄養と食生活について分かりやすく解説します。