健康リテラシーとは?
健康リテラシーとは、健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する力のこと。健康づくりに欠かせないものですが、私たちは健康を意識して生活できているでしょうか?特に「働き盛り世代」は、生活習慣病のリスクが高まる世代でもありますが、仕事・家事・育児の忙しさから、健康を意識した行動を起こすことが難しいとされています。また、自分の健康に興味がない「健康無関心・低関心層」の行動変容が課題となっており、健康づくりのきっかけやその実践をサポートすることが重要です。
福島県も、メタボリックシンドロームをはじめ、さまざまな健康課題があり、その改善のためには、県民1人ひとりの健康リテラシー向上が鍵となります。 そこで、福島県と連携し、「働き盛り世代に向けた健康づくり動画」を制作しました。各分野の専門家が、健康への影響や疾病予防・健康増進の方法などを詳しく解説します。
動画はYouTubeで配信しています。ぜひ、健康リテラシー向上のためのツールとしてご活用ください。
◆ ◆ 特別出演 ◆ ◆
「お口の健康」、「身体活動/運動」には、吉本福島県住みます芸人のぺんぎんナッツさん、
「飲酒」には福島県出身の俳優、安孫子宏輔さん、原田つむぎさんが特別出演しています。
◆ ◆ チラシのダウンロード ◆ ◆
福島県の健康課題をテーマに令和4年度から6年度に制作した9本の動画を紹介します。
健康経営の推進にもぜひご活用ください。

【ダウンロードの注意事項】
画像をクリックしてご覧ください。
個人的利用、健康づくりのための啓発等での活用(営利目的を除く)にお使いいただけます。
ご利用に際しては下記注意事項をお守りください。
・何枚でも、何度でもダウンロード可能
・画像の加工・改変禁止
(拡大や縮小、他ファイル形式への変換は可)
・画像の再配布禁止
・商用利用禁止
※本チラシは、R7年度いっぱい掲載予定ですが、予告なく削除になることもございます。
ご了承ください。
◆ ◆ 目 次 ◆ ◆
~お口の中から健康に!歯周病予防のすすめ~
皆さんは、お口の健康が全身の健康に影響を及ぼすことを知っていますか?口の健康を損なうと、おいしく食べる、誰かと会話をするといった日常を楽しむことが難しくなるだけでなく、生活習慣病をはじめとする様々な病気を招きます。虫歯や歯周病などの口の病気は正しいケアを行うことで予防できる病気です。お口の健康を保つ方法について、よしもと福島県住みます芸人
ぺんぎんナッツのお2人と一緒に学びましょう。
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ぺんぎんナッツと学ぼう! -
歯周病とは? -
3つのポイント

解説者の紹介
福島県健康づくり推進課
齋藤晴生 主任医療技師(歯科衛生士)
福島県の歯科保健基本計画の策定・評価や、歯科保健に関する施策の企画立案、研修会等を通した人材育成等を行っています。むし歯予防や歯周病予防、オーラルフレイル予防・改善の普及啓発活動等、県民の口腔の健康づくりに日々取り組んでいます。動画では、歯周病が及ぼす健康への影響やお口の健康を保つための3つのポイント、セルフケア・プロケア・歯科検診を紹介します。
~カラダを動かそう!毎日の健康習慣~
皆さんは普段から体を動かしていますか?少しでも体を動かすことは健康増進・疾病予防につながります。「ちょっとでも動く」「ちょっとずつ動く」ことを習慣化していくことが重要です。
皆さんの生活に無理なく取り入れられそうな身体活動を紹介しますので、ぺんぎんナッツのお2人と学んでいきましょう。
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データで見る! -
身体活動とは? -
ぺんぎんナッツと実践!!

解説者の紹介
福島県立医科大学 保健科学部理学療法学科
佐藤 聡見 助教 (理学療法士)
心血管専門理学療法士、心臓リハビリテーション指導士。循環器疾患や腎臓疾患の重症化予防、発症予防に向けた、運動療法や身体活動管理プログラムの開発、臨床実践に取り組んでいます。本邦の理学療法ガイドライン(循環器分野)の作成にも携わっています。動画では、循環器疾患や腎臓疾患にも繋がりやすい生活習慣病を予防するための身体活動の実践方法を紹介します。
~お酒に適量はない!?生活習慣病にならないための飲酒~
飲酒は、気持ちをリラックスさせる、人間関係の円滑化、料理をより美味しく引き立てるなどの良い効果がある一方で、不適切な飲酒は病気につながります。高血圧、脳卒中、がんなど生活習慣病のリスクが高くなる点に注意が必要です。では、どうすれば飲酒による生活習慣病のリスクを減らせるのでしょうか。健康に配慮した飲酒の方法について学びましょう。
福島県出身の俳優、安孫子宏輔さん、原田つむぎさんが特別出演しています。ぜひご覧ください!!
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福島県出身の俳優さんが特別出演!! -
純アルコール量って? -
病気の発症リスク

解説者の紹介
相馬広域こころのケアセンターなごみ
米倉 一磨 センター長(精神科認定看護師)
東日本大震災後、災害後の心ケアチームに入り、以後、相双地区の被災者の心のケアやメンタルヘル全般の問題へ取り組んでいます。医療や福祉サービスにつなげることや孤立しやすい方(引きこもりやアルコール依存症など)への生活支援なども行います。動画では、健康に配慮した飲酒の方法を紹介します。
~ストレスや怒りとどう付き合っていますか?~
令和4年度、仕事が原因でうつ病などの精神障害を発症し、労災認定を受けたケースは過去最多となりました。過度なストレスは心や身体に不調をきたします。まずは、自分のストレスに気付き、早めに対処することが重要です。メンタルヘルス対策を学び、ストレスの予防、適切な対処法を身につけましょう。
オフィスでも手軽にできる「リラクセーション法」や怒りをコントロールする手法「アンガーマネジメント」も紹介します。
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ストレスとは? -
実践!リラクセーション法 -
アンガーマネジメントって?

解説者の紹介
福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター
桃井 真帆 特命准教授(公認心理師・臨床心理士)
東日本大震災における被災住民のこころのケアに携わっている他、就業者・児童生徒のストレスマネジメントや子どもの発達の問題、母子のメンタルヘルスに関する支援がご専門です。動画では、現代社会で誰もが抱えるストレスとストレスマネジメントについて、詳しく解説します。
※令和6年3月31日の職名で記載しています
~我慢の時代はもう終わり!月経と上手に付き合うための基礎知識~
女性特有の健康課題によって職場で困った経験がある人はなんと5割!そのうち月経に関連した悩みが1位と2位を占めています。男女問わず、正しい知識を持ち、我慢するのではなく、相談できる環境、助け合える職場づくりを目指しましょう!
女性特有の健康課題への理解促進に取り組んでいる民間企業の取組事例も紹介します。
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詳しく解説! -
月経とは? -
企業の取組事例を紹介

解説者の紹介
福島県立医科大学 地域婦人科腫瘍学講座/産科婦人科学講座
山口 明子 准教授(医師)
現在、周産期や女性のヘルスケアを担当している産婦人科医です。 日々の産婦人科診療の他、最近はセミナーなどで女性特有の健康課題(月経随伴症状や更年期など)について、お話をしたりしています。 動画では、月経随伴症状についてセルフケアや産婦人科受診の目安等について解説しています。
※令和7年3月31日の職名で記載しています
~栄養と食生活を見直して、メタボを予防・改善しよう!~
太っていることや肥満がメタボだと思っていませんか? 実は、腹囲の大きさだけではメタボには当てはまりません。メタボとは、腹囲と他の異常が複数組み合わさって病気を引き起こしやすい状態のこと。
福島県はメタボの該当者割合が高く、なんと都道府県別ではワースト4位!メタボの予防、改善のために毎日の食事ではどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?今日から実践できる食事のポイントを学びましょう!
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全国と福島県を比較! -
減塩のポイント -
食事の選び方

解説者の紹介
福島学院大学短期大学部 食物栄養学科
田村 佳奈美 准教授(管理栄養士)
福島学院大学短期大学部で学生の指導に携わるほか、クリニックや調剤薬局での栄養指導、「食」「健康」に関わる講演活動など幅広く活躍しています。動画では、メタボを予防・改善するための栄養と食生活について分かりやすく解説します。
~睡眠で休養がとれていますか?~
日本人の睡眠時間はどんどん少なくなり、世界でも睡眠時間の少ない国の上位にランクされています。
私たちの健康や仕事のリスクになる睡眠不足は改善すべき課題ですが、睡眠に不足しているのは時間だけでしょうか? 実は「ぐっすり眠れた」という熟睡感があること、これが大事なことです。
日本人、福島県民の睡眠に関するデータから、良い睡眠とは何か、睡眠の役割、睡眠不足による健康や仕事への影響を理解し、良い眠りを導く生活習慣を始めませんか? 職種別の実践的な快眠のコツも紹介します。
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詳しく解説! -
データで分かる! -
今日から始める快眠のコツ!

解説者の紹介
福島県立医科大学 健康増進センター
大平 哲也 副センター長(医師)
生活習慣病と身体・心理・社会的因子(環境要因を含む)の関連について、地域・職域を対象とする実践的な疫学研究を通じた健康増進・健康課題の解決に取り組んでいます。生活習慣病や認知症予防として期待される笑いの健康効果についての講演、メディア出演も多数。
動画では、睡眠不足が原因の不調や病気、改善の方法などを専門的に、詳しく解説しています。
~生活習慣を見直して、メタボを予防しよう!~
太っていることや肥満がメタボだと思っていませんか? 実は、腹囲の大きさだけではメタボには当てはまりません。
メタボとは、腹囲と他の異常が複数組み合わさって病気を引き起こしやすい状態のこと。メタボによって増える健康障害は19もあると言われています。福島県はメタボ率が高く、令和2年度には過去最高の19.3%、都道府県別ではワースト4位となりました。病気になるリスクを抱えている人が多いというのは、とても心配です。正しいメタボの診断基準や、その予防と改善のヒントを学び、健康リスクを減らす生活習慣を心がけてみましょう!
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メタボとは? -
詳しく解説! -
生活習慣見直しのポイント

解説者の紹介
福島県立医科大学 糖尿病内分泌代謝内科学講座
島袋 充生 教授(医師)
糖尿病をはじめとする内分泌代謝内科学を専門とし、福島県で、糖尿病や肥満症、メタボリックシンドロームの発症・重症化予防に取り組んでいます。
動画では、専門的視点から、肥満症、メタボの健康影響を解説し、メタボを防ぐ生活習慣の見直しと実践のポイントを紹介します。
~本当は気にしてる?喫煙のリスク~
WHOによる世界の死亡原因の第3位(2019年)は、喫煙が原因であることが明らかな慢性閉塞性肺疾患(COPD)で、その別名を「タバコ病」と言います。喫煙が健康に良くないことはこれだけでもよく分かりますが、タバコの煙を望まなくても吸ってしまう受動喫煙が原因で亡くなる人が、日本では年間15,000人にも及ぶという推計があることを知っていますか?
タバコの健康リスクは、喫煙者自身だけでなく周りの人にもあります。禁煙に取り組むメリットを知り、自分と周りの人の健康を気遣ってみましょう。企業での禁煙の取り組みも紹介しています。
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詳しく解説! -
禁煙の方法 -
優良事例の紹介

解説者の紹介
福島県立医科大学 法医学講座
西形 理絵 教授(医師)
専門は法医学。解剖による数々の事例からタバコの健康影響について積極的に発信し、喫煙所問題や受動喫煙対策に関する自治体や団体の委員としても活躍しています。
動画では、喫煙者自身と周りの人に起こる病気のリスク、禁煙の効果などを分かりやすくお話します。