お知らせ

令和4年度 第7回研修会を開催しました

12月15日に第7回 県及び市町村の保健師等保健事業担当職員研修会を開催いたしました。
横浜市行動デザインチーム(YBiT)の朝倉 崇先生を講師にお迎えし、思わずやりたくなる「ナッジ」~望ましい行動に後押しするには~ というテーマでご講演いただきました。
保健活動におけるナッジの実践例や、ナッジを実践するときのポイント等についてお話いただき、受講者からは「健診や保健指導の勧奨時に活用できそう」「とても勉強になった。同じ行政としてのナッジの活用方法について具体例もあり分かりやすかった。」等の声が聞かれ、大変有意義な研修会となりました。その他のご意見、ご感想は下記アンケート結果をご参照ください。
研修会実施要領はこちら
 
【アンケート結果】
■申込数  120名
■受講者数 112名(WEB110名、会場2名)
■アンケート回収数 57(回収率50.9%)
■アンケート有効回答数 57
 

1.職種を教えてください
保健師38名  栄養士14名  歯科衛生士1名  医師1名  看護師0名  事務職3名  
 

2. 研修時間について

 

3. 研修内容について

 

4. 本日の研修内容は、実際の業務に活用できそうですか

 

付問 4で「はい」と答えた方にお聞きします。業務に活用できそうなのはどのようなことですか。(回答36件 ※一部抜粋)
・特定健診の受診勧奨に活用したい(同様2件)
・がん検診の受診率向上
・ナッジ理論を活用した特定保健指導向上策
・特定保健指導の指導時に使用したい。初回行動目標設定後の継続支援時。
・健診の案内文にナッジを活用することや、介入のタイミングを工夫することなどで受診率向上に活用できると思う。
・行動マップやEASTを活用してみたい。
・より良い選択をしてもらうための通知や健康教育などの際の誘導の仕方などに活用できそうです。
・なんでも説明しようとして文章が長くなってしまいがちなのでシンプルに伝えなければと思いました。
・デフォルト機能の活用、メッセージの単純化
・健康づくりに関するイベントや事業の案内通知等に取り入れていきたい。
・アンケートの回答数の増加に繋げられそうだと思った。

 

付問 4で「いいえ」と答えた方にお聞きします。活用できないと感じた理由はどのようなことですか。(回答3件)
・現在は補助業務のため。
・自分自身は面接業務を中心に行なっている。面接時に活用できるものではないと感じたため。
・小さい自治体のため横浜市と課題が違うため。
 

5. 本日の研修の中で理解できなかったところがあれば記入をお願いします。(回答5件 ※一部抜粋)
・ボトルネックに合わせたナッジをもう少し具体例を用いて知りたかった。
・実務で取り入れるときに、組み合わせが多数ある中で、より効果的な言葉の選び方など。
・ナッジで失敗した時、次のナッジ利用の仕方。例えば同じアウトカムを別のナッジでやる時の注意点など。
 

6. 今後の研修に向けてご意見がございましたらお聞かせください。(回答11件 ※一部抜粋)
・ナッジを活用した具体的な事例をもっと聞きたいです。
・とても面白い内容でした。ナッジを使った、具体的な保健指導への活かし方を知りたいです。
・グループワークをやってみたかった。具体的な事例でナッジを考えてみて講師から助言をいただくなど。
・糖尿病全般的な理解を深めたい
・結果の出る保健指導

 
アンケートにご協力いただいた皆様、貴重なご意見、ご感想をありがとうございました。
今年度の研修会は最後となります。
来年度もよりよい研修会をご提供できるよう努めてまいります。

Copyright © Fukushima Medical University. All Rights Reserved.